2008年、大森ふるさとの浜辺公園に隣接してオープンしました。
大田区の海苔養殖は江戸時代中期に始まり、質・量ともに日本一を誇りました。しかし、昭和38（1963）年春、東京港の整備計画ために長い歴史に幕を閉じました。
当館では、国の重要有形民俗文化財に指定された海苔養殖の道具を展示しています。1階では約13メートルの大きな海苔船の実物や臨場感たっぷりの海苔付け場の再現展示がご覧いただけます。2階には海苔養殖の道具の展示や企画展コーナーがあり、何度来ても楽しむことができます。3階は浜辺を一望できる展望コーナーがあり、ガーデンで季節の花を楽しむこともできます。
毎月、海苔や海に関するさまざまな体験や講座を開催しています。一番人気は生ノリから板海苔作りを体験する冬限定の海苔つけ体験で、親子から大人まで参加できます。
周辺は公園に囲まれているので、丸一日楽しんでください。